どうも、学生時代に比べてあまり本を読まなくなった法学徒Sです。勉強のための本は読みますが、あれは単なる勉強ですからね・・・
今日は、私のように読書量が減った怠け者が、読書を継続するためのコツを語りたいと思います。
趣味の読書で要約は作らない
要約に囚われると本を読まなくなる
本を読んだら、その要約を作ってどこかにまとめなきゃいけないという考えに囚われている人、いませんか?
もちろん、学校のレポートなどで「要約を書いてこい」と指定されたら、単位のために要約を作る必要があります。あれは他人が書いた文章をまとめるというトレーニングですので、ちゃんと自分で書いてください。
ですが、学業から離れて本を読む場合は、わざわざ要約を作る必要はありません。
要約を作らなきゃと思っていると、面倒すぎて本を読むこと自体が苦痛になり、結果的に全く本を読まなくなってしまいます。
本の要約は他人任せでOK
こういうと、
「それじゃあ本の内容を人に説明できないじゃないか」
とかいう人がいますが、本の要約なら検索すればいくらでも他の人が作ったものが出てくるので、それを紹介すればいいだけです。
要約は感想とは違い、その本の内容を客観的に短く整理したものです。なので誰が書いても似たようなものになるので、本の内容を紹介する必要が出たら、その出典を明示して、「要約はこちらを読んでくださいね」と言えばいいのです。
どこにもしっくりくる要約がなく、かつ、要約という形でアウトプットする必要性がある時だけ自分で作ってください。
例えば、本の要約に特化したブログを書くとか、YouTubeを運営するとか、そういうことをしたい人は頑張ってください。
ですが、ほとんど多くの人にとって、本の要約を作るという作業は無駄です。
本は自分の「心に引っ掛かる部分」の記録だけで良い
要約を作らない代わりに何をするかというと、自分にとって役立ちそうな言葉や情報だけ記録しましょう。
役立つ、というと軽薄な感じがしますね。
「心に引っ掛かる部分」が読書をしていると必ず見つかるので、そこを記録しましょう。
具体例
具体的にどう記録するかというと、私の場合はページ番号を記録しています。
例えばここに、「30代からでも身につく メンズファッションの方程式」という本があります。
これは最近私が読んでいる本です。
やたら薄毛は隠すな言ってる p123 p129 p139
こんな感じで気になった箇所のページ番号を書き、感想やキーワードを書いておきます。
そしてなんでも良いのでメモ帳にそれを記録しておきましょう。
この本を読んでいると、こんな考えが披露されています
見た目の印象は、ヘアスタイル6割・洋服4割
p31
「ああ、だから薄毛は隠さないであえて〇〇したほうがいいのか」(注:具体的に〇〇が何かは本を買って読んでください)
「この著者がやたら薄毛薄毛書いて、ヘアスタイル問題に言及してるのはそういう考えが根底にあるからか」
こんな感じで自分のなかで読書が豊かになっていきます。
これが、楽しいのです。
面倒な要約を作る必要はありません。
重要なのは、
- 自分が読書をしていて「心に引っ掛かる部分」をピンポイントで拾い上げ、その時の自分の感情を掘り下げていくこと
です。
それだけで、読書は要約しなくても充実した体験に変わります。
ちなみに私は今は薄毛ではありませんが、最近その兆しが見え始めたので、この箇所がガガガががが・・・・が!
好きな箇所から読む
これは小説には使えませんが、小説以外の本ならなんでも好きな箇所から読むというのが読書を継続するコツです。
先ほど紹介したメンズファッションの本も、最初のページから読んではいません。パラパラ好きなページを読んでいたら、たまたま薄毛、薄毛、という言葉が目について、「なんでそんな髪にこだわるのか?」と考えていたら、
見た目の印象は、ヘアスタイル6割・洋服4割
p31
さっきの方程式にたどり着いたのです。
一つでも、このような「心に引っ掛かる部分」が見つかれば上出来です。
その後読んでいて退屈だと思ったら、もう読まなくてもいいです。
趣味の読書はそんな感じでしたほうが継続できます。
まとめ
いかがだったでしょうか?これが私なりの読書の継続法です。
ネットである程度必要なことは調べられる世の中になりましたが、読書をすると新しい知見に出会えます。
怠け者の皆さんのお役に立てれば幸いです。
コメントを残す