R5年(2023年)度の行政書士試験に合格したので、先日答案を開示請求してみました。
詳しい請求の仕方などは試験センターのホームページに書いてあるので省略します。
こんな紙と一緒に答案の写しが届きます。
そして、これが私の記述の答案用紙の写しです。
問題44 Y市に対して出席停止の懲罰に対する仮の差し止めを申し立てることが有効である。
問題45 CからBに保険金が払い渡される前に、抵当権を実行し差押えをして保険金債権に物上代位する。
問題46 品質に関する契約不適合を根拠に、契約の解除、損害賠償請求、履行の追完の請求が可能である。
これで点数は30点でした。
本番に試験用紙に書いた解答例は以下のとおりです。
問題を解いた順番としては、45→46→44の順番で解きました。マーク式問題を解き終えた後に記述の問題を解いたので、残り時間は30分くらいしかありませんでした。44については残り5分くらいしかなく、とにかく何か文字を埋めておこうと思い、下書きをせずに書くことになってしまいました。そのため、開示した答案用紙を読んでやっと自分はこんなこと書いていたのかと知ることができました。
45に関して、「抵当権に基づく物上代位」という表現に関して本当にそれで良いか考え込んでしまい、下書きと実際の答案に大きな違いが出てしまいました。結果、下書きに修正を加えながら慌てて書いたため、ぐだぐだな印象の記述になってしまった感があります。
46は、代金減額請求という言葉がどうしても思い浮かばず、それでも3つの方法を書けと問われているので、絶対違うだろうなと思いつつ履行の追完と書きました。ここは減点要素だったと思います。また、「品質に関する」という言葉も余計だったかなと思います。
こちらが私の総合点です。200点で合格しました。記述抜きで170あったので、記述は部分点さえもらえれば受かるだろうとは思っていました。
しかし、45がグダグダで、44は5分で急いで書き上げた下書きのない解答、46は明らかに代金減額請求が抜けていると気がついていたので、合格通知が来るまでは心配でした。記述の自己評価的には10~20点くらいで、かなりギリギリ合格を予想してました。なので30点という比較的優しい採点で助かりました。
行政書士試験の記述は、大体こんな感じの字で書いても十分採点されるということと、そこまで模範解答通りでなくても点が貰えるという参考になればと思います。
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