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パーフェクト宅建士基本書の評判は?2023年度宅建合格者の私はこう使いました




どうも、2023年に宅建を初受験し、合格した法学徒いっちーです。

今日は私が使用した教材である、「パーフェクト宅建士基本書」などについて説明します。

目次

使用した教材

具体的にどうパーフェクト宅建士を活用した?

  • 一問一答の知識を基本書に一元化
  • 他の参考書の知識なども一元化
  • 条文番号が明記されているというメリットあり
  • 網羅性は?

どうしてもやる気が出ない時にどうした?

まとめ

使用した教材

私が使用したのは、パーフェクト宅建士シリーズ2023年度版のうち、基本書と一問一答です。

これの他に分野別過去問集も発売されていますが、全て解く時間が確保できないと予想したので、一問一答をメインのアウトプット教材として使用しました。

そのほかに使用したものとしては以下のとおりです。

・宅建試験ドットコムの過去問

・LECの直前予想模試

・中村喜久夫チャンネルというYouTubeの講義

具体的にどうパーフェクト宅建士を活用した?

一問一答の知識を基本書に一元化

パーフェクト宅建士の使い方としては、最初は3回くらい通読してインプットするつもりでした。

しかしながら、1周する前に読む気力がなくなり挫折しました。

なので先に1問1答を解き、どのように知識が問題として問われるのかを確認しつつ、わからない用語や理解が必要な事柄を知るために基本書を読むという勉強の仕方に変えました。

この際、一問一答の解説部分に基本書の参考ページが書かれているので、すぐに基本書で理解を深めることができました。

また、基本書には一問一答のページ数を書き、基本書だけ読んでどこが一問一答で問われた箇所かを可視化できるようにしました。

そして、p356-1や、一問p356-1、356-1のような数字を基本書に書き込みました。

これは、一問一答のp356ページの、上から1問目の問題という意味です。

こうすることで、直前期に基本書だけパラパラ読むことで、知識を体系的に整理しつつ、一問一答で問われている事柄も基本書を読むだけで把握できると考えたのです。

実際、直前期は一問一答を使わず、基本書を読むだけで済みました。

他の参考書などの知識も一元化

基本書には、そのほかにLECの直前予想模試で問われた事柄も書き込んでいきました。

LEC-4-35①→LECの4回目の模試、35問目の1番目の肢

のように、自己流に参照しやすく記号を作りました。

LECの模試の解説で書かれていたことを、補充して追記したりもしました。

比p327のように、他のページとの比較で理解が深まる箇所や、混同しやすい知識をすぐに比較参照できるようにもしていきました。

また、宅建試験ドットコムなどで過去問演習をしている際に頻繁に出てくる事柄などは、緑色のマーカーで塗り、確実に覚えるようにしました。

条文番号が明記されているというメリットあり

パーフェクト宅建士の特色の一つに、条文番号が書かれているという点が挙げられます。

参考書によっては条文番号が書いていません。

学習内容によっては、条文を読んだ方が理解が深まったり、記憶しやすい事柄もあるので、これは非常に大きなメリットだと思います。私は条文を読むべき事柄には、上の画像のように「条文を必ず読む」などとメモをしたりしていました。

網羅性は?

「こまかい論点もこの1冊におまかせ!」という表紙の謳い文句のように、この本は非常に多くの知識が書かれていると思います。

なので網羅性は十分あるとは思いますが、それでも過去問演習をしていると不十分だなと感じることもありました。

なので、これはどの参考書を使う場合にも言えますが、宅建の勉強は基本的にはテキストを読み込むことではなく、過去問演習を重視すべきだと考えます。網羅性のあるテキストをひたすら読み込めば過去問を解かなくても良いとか、過去問の知識は全てテキストに書かれているという期待は早めに捨てましょう。

特に、2023年度試験は最新の法改正に関する知識なども出題されました。

そのような情報は、YouTubeなどを活用して、法改正まとめ的な情報を集めた方が効率的です。

また、初学者が独学だと勘違いしがちな事柄に関する勘違いに早めに気がつくために、重要な用語の区別について説明している動画がたくさんあります。そのような動画も早めに見るのが良いでしょう。1人でテキストを読んでいると必ず勘違いをしてしまうものです。

このように、購入するテキストはこれで十分だとは思いますが、参照する情報は、YouTubeを中心に多めに確保しましょう。

どうしてもやる気が出ない時にどうした?

パーフェクト宅建士基本書は、基本的には活字をひたすら読み込んでいく勉強ができる人向けのテキストだと思います。

他の参考書に比べると、ページ間の余白が少なく、文字がぎっしり書かれている印象があります。

なので、どうしても疲れていて勉強が起きない時は、この参考書を開くのが嫌になることがあります。

そんな時に私が活用したのが、最初に紹介した中村喜久夫チャンネルです。

これは「スッキリわかる宅建士」という別のテキストの著者である中村喜久夫先生が、講義内容を無料で公開しているチャンネルです。

私は自力でテキストを読む気力が湧かないときは、このチャンネルを2倍速で見ながら勉強していました。

結果的にどんなにやる気が出なくても勉強を継続することができたので助かりました。このような動画を上げてくださっている中村喜久夫先生には感謝しかないです。

また、先ほど説明したように、最新の法改正の説明などもYouTubeには役立つ動画が多いので、それらを見逃さないようにするために、やる気が出ない時は動画を見るようにしました。

まとめ

以上、私のパーフェクト宅建士基本書を使った勉強記録を書きました。

あまり使っている人が多いという印象はありませんが、これを使っても受かることが可能なのでご安心ください。

ただ、何度も書きますが、このテキストだけではなく、必ず過去問演習とYouTubeを見るということは絶対にした方がいいです。

2024年に受ける方の参考になれば嬉しいです。




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