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予備試験、独学から始めるのは非効率?




どうも、予備試験独学、2回連続短答落ちブロガーのファッション法学徒Sです。今日は、予備試験に独学で挑戦するのが非効率かどうかを考えたいと思います。

予備試験のために予備校を使うとなると、結構なお金がなくなりますから、できれば市販の本でも使って格安で受かりたいという方が多いかと思います。この記事に辿り着いたあなたもおそらくそんな感じの情弱www、ではなくて倹約家でしょう。

勉強力のある人ほど独学は非効率的

まず、結論から書きますが、効率で考えたら独学は非効率的だと思います。

お前、独学のくせになんだよそれ、自虐かよと思う方がいるかもしれませんが、これはある一定以上の学力レベル、勉強力レベルであれば真実です。

ある一定の学力・勉強力があれば、予備校を使って、予備校が用意してくれた教材、課題、模試などをしっかりこなして反復し、よそ見をせずにそれだけに集中して勉強した方が合格可能性は高まると思います。

ここで重要なのは、ある一定の学力・勉強力があるかという部分です。

高校受験や大学受験で予備校を使い、それらの教材や講師、カリキュラムを信じてしっかり難関志望校に合格できたという体験がある方は、私の説明する学力・勉強力がある方だと思います。

そうした方は、その時の体験のように、自分が好きな予備校の講師の言うことを信じ、配布される教材をしっかり反復し、期限の決まっている課題は期限どおりに提出しましょう。そして、明らかに自分が同じ受講生の中で遅れをとっていると気付いたならば、すぐに遅れを取り戻すために必死なって勉強し、平均以上まで成績を上げてください。そうした日々の積み重ねで合格可能性が上がると思います。

勉強力、ありますか?

問題は、ある一定の学力・勉強力がない方です。

当然ですが、予備校を利用したところで合格率は100%になるわけではありません。何十万、何百万という予備校代を払ったところで、受からないで撤退する人もいるでしょう。

なぜそうなってしまうのか?

理由は様々だと思いますが、最大の理由は予備校の教材の質や教え方以前のレベルにあります。それが、一言で言えばあなたの学力・勉強力の問題なのです。高校受験、大学受験時代に、あなたは何時間勉強できましたか?今現在とこれから、毎日継続的に、何時間勉強できますか?

( ^ω^ ) 「3時間しか勉強できなかった泣」

勉強が得意な方はこんなことを平気で言いますが、もしあなたが勉強嫌いなら、3時間も勉強とかスゲェという反応になるでしょう。

基本的な学力、勉強力がある方々にとって、1日3時間の勉強というのは短いのです。この感覚を持っていない人は、おそらくどんな予備校を使っても厳しいと思います。

学んだことの暗記に関しては、

( ^ω^ )「論証を暗記して吐き出せばいい」

アホ合格者はこんなことを言いますが、その暗記するための頭の使い方も、勉強力のある人とない人とでは大きく異なります。

勉強が嫌いな方は、暗記という作業をしているようで実際は単に単語カードめくりをしているだけの可能性があります。勉強力がある人は、暗記という作業の中で「自分の頭に負荷がかかっているか」を自問自答しながら暗記します。単なる流れ作業になっていると気がついたら、問題を作り変え、より頭に負荷がかかって応用が効くように工夫します。

「暗記すればいい」という暗記、の意味合いが違うのです。

予備校はそれなりに勉強力のある人が使えば効果的です。が、3時間毎日コツコツ長期にわたって勉強できない人や、「暗記」と言われて毎日カードをペラペラめくって満足しているようなタイプの方にとってはお金の無駄です。

勉強力のない人こそ独学しよう!

では、勉強力がない人はどうするか?それでも諦められない人はどうするか?

答えは一つしかありません。

私、ファッション法学徒Sのように独学しましょう。

独学は、頭が良い人がやっている勉強法ではありません。むしろ頭がいい人ほど、予備校を活用して短期間で効率的に受かっていきます。それは予備校のカリキュラムが頭が良い人の能力を最大限引き出すように作られているから当然なのです。

他方、独学は頭が悪く要領も悪い人が、予備校に大金を使ってしまう前にまず取るべき自衛的勉強法なのです。まずは何でもいいので、市販の定評のある入門書を読んで、予備試験の短答合格に向けて勉強をしてみてください。おそらく2万円以下で短答の過去問含めて古本などを活用して始められるでしょう。

ここで、1年、半年くらい、毎日継続的に3時間勉強ができるか、記憶すべき重要概念を覚えられるか。それを自分を素材に試してみてください。もし、この段階の勉強の継続、日々の暗記ということさえ1年間も続けられないのなら、予備校を使っても同じ結果になる可能性が高いです。その時の金銭的ダメージは何十万、何百万という金額になります。それは避けた方が良いです。

こう言うと、

٩( ᐛ )و「予備校使った方がモチベーション上がって勉強嫌いなオイラも勉強できるんだヨォ」

こんな反応があります。私も、高い予備校代を払うことによるモチベーションアップの効果はある、、のかなあと考えています。こちらの記事で簡単に触れました。

人によっては高い予備校代を払ったという引き返せなさが、その先行投資分を合格という形で返してやろうという形で良いモチベーションになっている人もいるでしょう。予備校の高い学費というのはその点ではメリットがあるのでしょうね。

独学ではやる気が起きず、1時間も勉強ができなかった人が、予備校を使った瞬間に目を覚まし、毎日5時間くらい勉強するようになり合格、というエピソードがどこかにあるかもしれませんね。あれば、コメントください。

ただ、それでも私は、予備試験の挑戦の仕方としては、

まずは独学で短答を受験し、その期間にどれだけ勉強に真剣になれたかを見極めた上で、予備校を取る。これが一番金銭的なダメージが少ない始め方だと思います。

この段階で挫折した場合は、購入した本はメルカリで売却しましょう。

私、ファッション法学徒Sが喜んで格安で購入します。

さあ、予備試験への挑戦を迷っている方は、まずは独学で始めましょう!失敗しても、君たちにはメルカリもヤフオクもあるのですから。




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