どうも、ファッション法学徒Sです。今日は、以前の記事でさらりと紹介した予備試験の定番参考書を科目別に紹介したいと思います。
一覧
- 憲法
- 憲法1基本権、憲法2統治 いわゆる新四人組
- 憲法学読本
- 呉基礎本
- 行政法
- 基本行政法
- サクハシ
- 民法
- 呉基礎本シリーズ
- ストゥディア民法シリーズ
- 民法の基礎1、2
- 民事訴訟法
- リーガルクエスト民事訴訟法
- 長谷部民事訴訟法
- ストゥディア民事訴訟法
- 会社法
- 田中会社法
- 会社法(通称紅白本) 高橋
- リークエ会社法
- 刑法
- 基本刑法総論、各論
- 刑事訴訟法
- 基本刑事訴訟法
- リークエ刑事訴訟法
- 実務基礎
- 完全講義 民事裁判実務の基礎
- 基本刑事訴訟法
- 伊藤塾赤本 民事実務基礎/刑事実務基礎
ざっと整理すると以上になります。 おそらく、これから勉強を始めようと考えている人のほとんどは、1週間くらいSNSやネット検索でこの手の話題を調べていれば簡単にこのような書籍リストを作ることができると思います。私も勉強を始めた2020年11月頃にネットで色々調べて情報収集しましたが、大体こんな感じのブックリストが出来上がりました。
正直、予備試験において定番の本を見つけること、定番の予備校講座を見つけることそれ自体は難しくはありません。予備校はアガルートか伊藤塾あたりを選べば問題は起きないでしょうし、本は上に挙げたものを選ぶのが無難でしょう。
このブックリストは初学者には不向き
ただ、私個人的な印象としては、法学の完全初学者がいきなりこれらの本を読んで理解するのはかなり難しいと考えます。行政法の最初の一冊としてサクハシや基本行政法を手に取った場合、ほぼ100%の確率で何を書いているのか理解不能で挫折すると思います。私もサクハシを最初に購入して何回か読みましたが、しばらく理解不能でした。
これは呉基礎本にも当てはまり、基礎本シリーズはオススメの本として推奨されがちですが、初学者の入門書としては難しいと思います。 なので、完全初学者の方は別のブックリストを作成する必要があると思います。
初学者は他の法律系資格の参考書に目を向けてみよう
そこでまず最初に検索すべきは、司法書士、行政書士や宅建など、他の法律系資格の民法や行政法などの参考書です。司法試験予備試験向けに作られた参考書に比べ、これら他資格はより多くの法律初学者が受ける試験なので、参考書の記述のレベルが非常にわかりやすく噛み砕かれたものになっていると思います。 なので、一から法律を学んでそこから司法試験予備試験を受けようと考えている方は、まずはそれらの資格の参考書を立ち読みしてみてください。または、素直に予備校の入門講座のうち、わかりやすさに定評のあるものを探すのが良いでしょう。
それら参考書などの具体的な調査は随時行いたいと思いますのでお待ちください。
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